久留米市にある大善寺玉垂宮はどんな神社?年間行事や境内案内も解説

久留米市にある大善寺玉垂宮はどんな神社?年間行事や境内案内も解説

久留米市は、福岡県の南部に位置する街です。
豊かな自然や交通アクセスに恵まれ、食べ物もおいしく住みやすい環境であるため、引っ越しをお考えになっている方もいらっしゃるでしょう。
そんな久留米市には、由緒ある歴史的な建物やスポットも多いです。
今回はそのなかの1つである、大善寺玉垂宮について解説します。
概要や年間行事、境内の様子についても見ていくので、久留米市に引っ越しをお考えの方は、ぜひ参考になさってください。

久留米市にある大善寺玉垂宮の概要

久留米市にある大善寺玉垂宮の概要

まずは、久留米市にある大善寺玉垂宮の概要について解説します。
神社の概要をチェックしておけば、時代背景や神社の在り方、歴史や伝統などを知ることができます。

概要1:歴史

概要の1つとしてチェックしておきたいのが、大善寺玉垂宮の歴史です。
久留米市にある大善寺玉垂宮は、筑後国三潴庄鎮守、高良御廟院大善寺玉垂宮という名称で親しまれてきた神社です。
祭神は玉垂命八幡大神・住吉大神で、創建は古く詳細は不明なものの、約1,900年前の創祀と伝えられています。
最盛期には、衆徒四五坊社領3,000町を有した、朝野の崇敬あつい古社です。
神宮寺の高法寺は天武天皇ごろの白鳳元年、安泰和尚によって開基されました。
大善寺玉垂宮は長いあいだ、寺院と神社が一体的に祀られた、典型的な神仏習合の神社であるのが特徴です。
明治2年の廃仏毀釈により、大善寺は廃されてしまいました。
玉垂宮のみが残り、現在に至っています。
しかし、往時の大善寺の遺構である鐘楼をはじめ、阿弥陀堂や旧庫裡が現存し、神仏習合時代の面影が色濃く残っています。

概要2:御祈願

御祈願の内容も、概要の1つとしてチェックしておきたいポイントです。
久留米市にある大善寺玉垂宮では、9:00~16:00まで御祈願を受け付けています。
ただし、予約が優先であることや日にちによっては受付できないことなどに、注意が必要です。
御祈願の内容と概要は、下記のとおりとなります。

●御祈願:子授け・安産・初宮・七五三・交通安全・厄除け 災難除け・病気平癒・家内安全・そのほかの祈願
●団体祈願:正式参拝・職場安全・商売繁盛・そのほかの祈願
●出張祭典:地鎮祭・竣工式・家祓・井戸埋・安全祈願・そのほかの祈願


団体祈願と出張祭典は、事前予約が必要です。

概要3:交通アクセス

概要の1つとして、交通アクセスもチェックしておきましょう。

●所在地:久留米市大善寺町宮本1463-1
●アクセス方法:西鉄天神大牟田線「大善寺駅」下車徒歩約5分・ JR「久留米駅」より西鉄バス(15)番利用、「宮前」バス停下車徒歩約3分・ JR「荒木駅」よりタクシーで約10分・九州自動車道久留米ICより約40分

なお、電車やバスだけでなく、車でもアクセスしやすい立地にあります。

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久留米市にある大善寺玉垂宮の年間行事

久留米市にある大善寺玉垂宮の年間行事

続いて、久留米市にある大善寺玉垂宮の年間行事について解説します。

年間行事1:1月の行事

毎年1月には、歳旦祭と追儺祭(鬼夜)がおこなわれます。
鬼夜(おによ)とは、毎年1月7日の夜に境内を巡りながらおこなわれる火祭りです。
吉山旧記によると、仁徳天皇の時代、藤大臣(玉垂命)が勅命により、1月7日に当地を荒らしていた賊徒を討伐したとされています。
人々を苦しめていた賊徒・肥前国水上の桜桃沈輪を、闇夜のなか探し出し、首を討ち取り焼却したのが始まりといわれています。
鬼夜は大善寺玉垂宮における、1,600年余りの伝統がある年間行事です。
現在は国の重要無形民俗文化財に指定され、日本三大火祭りの一つに数えられています。

年間行事2:9月の行事

久留米市にある大善寺玉垂宮では、9月の年間行事として、第2日曜日に放生会(蜷貝の放生)がおこなわれます。
放生会とは、神功皇后の出兵時に、ニナ貝に助けられたという伝説に由来する行事です。
五穀豊穣や家内安全など、境内の大楠に寄生する蜷貝(ニナ貝)の放生神事が実施されます。
午後からは、ステージでイベントがおこなわれるので、久留米市に引っ越しをした際はぜひ足を運んでみてください。

年間行事3:11月の行事

年間行事の1つとして、11月には七五三がおこなわれます。
七五三とは子どもの成長を祝い、これからも健康でいることや、健やかに成長するよう祈るためのお祝いです。
大善寺玉垂宮で七五三をお祝いすれば、月日が流れても、大切な記念日として良い思い出になることでしょう。
また、11月の第4日曜日には、新嘗祭がおこなわれます。
現在では勤労感謝の日となっており、国民の祝日です。
勤労感謝の日は、一説によると「勤労を尊び、感謝をし合うこと」に由来しているといわれています。
ちなみに新は新穀を、嘗はご馳走という意味です。

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久留米市にある大善寺玉垂宮の境内

久留米市にある大善寺玉垂宮の境内

最後に、久留米市にある大善寺玉垂宮の境内の様子や、主要な建物について解説します。

境内にあるもの1:塞塞神(さえのかみ)

境内にあるものとしてまず挙げられるのが、塞塞神です。
塞塞神は猿田彦神に付会され、陰陽道の信仰と深いつながりがあります。
大善寺玉垂宮では性器を神体と崇め、産・幸・妻の神として信仰され、祈願者はその奉賛に、男性の陰相を献ずる慣わしがあるのが特徴です。
今なお子宝や安産、縁結び夫婦和合の神として、根強い信仰があります。
最近は幸を呼ぶ神として、合格祈願や商売繁盛等の勝運祈願に訪れる人も多いです。

境内にあるもの2:生目八幡宮

久留米市にある大善寺玉垂宮の境内にあるものとして、生目八幡宮も挙げられます。
生目八幡宮とは、目の神様として知られる社です。
生目八幡はもともと、西小路区の氏神で下の境内にありました。
宮崎県の生目村(現宮崎市)にある神社から起こったものの、創建年代は不明です。
平景清が両目を埋めて祠を建てたことから、目の病気にご利益があるともいわれています。

境内にあるもの3:大善寺旧庫裡

久留米市にある大善寺玉垂宮の大善寺旧庫裡は、大善寺玉垂宮の昔の状態を表す建物です。
昔、廃仏毀釈(仏教を廃止する運動)によって、大善寺は破却されました。
しかし、その運動のなか、鐘楼と阿弥陀堂および、庫裡が残されたということです。
とくに大善寺本坊庫裡は慶応2年の建築となっており、比較的新しいため、そのまま残され、宮本洋学校の校舎とし三潴県に寄付されました。
現在は下の境内に移され、往時の大善寺を偲ばせる貴重な建物として、久留米市の有形文化財に指定されています。

境内にあるもの4:傘橋記念塔

久留米市にある大善寺玉垂宮の境内には、傘橋記念塔という塔があります。
傘橋記念塔は、天下の名橋である、拔河曳橋(ばつかのひきはし)の記念塔です。
久留米藩主有馬氏により架けられた神幸橋は、一本の石柱に支えられ、川が氾濫したときのためにつくられました。
その姿が傘を開いた状態に似ていたため、傘橋と名付けられたとされています。
しかし、惜しくも嘉永4年の大洪水によって、傘橋は流失してしまいました。
久留米市にある大善寺玉垂宮の境内には、当時の石柱が傘橋記念塔として残されています。

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まとめ

歴史的な雰囲気が魅力の久留米市には、鎮座約1,900年の歴史を持つ、大善寺玉垂宮という神社があります。
国の重要無形民俗文化財に指定され、日本三大火祭りの一つである鬼夜や七五三など、多彩な年間行事がおこなわれており、ぜひ足を運びたい神社です。
大善寺玉垂宮の境内には、塞塞神や大善寺旧庫裡、傘橋記念塔といった、見どころ満載の建物が多くあります。

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