食器洗い乾燥機付きの物件を探している方にとって、使った経験がなくて憧れている方は多いものです。
スポンジを使わずにボタン1つで洗い終わるため、利便性が高くて手間がかかりません。
しかし、使用方法を間違えると故障の原因になったり、しっかり洗えていなかったりして失敗例になりやすいです。
そこで本記事では、賃貸物件の食器洗い乾燥機でありがちな失敗例をご紹介します。
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弊社へのお問い合わせはこちら賃貸物件での食器洗い乾燥機の失敗例①台所用洗剤を入れる
ありがちな失敗例の一つ目として、台所用洗剤を入れてしまうのが挙げられます。
スポンジで洗うような感覚で使用してしまいがちで、場合によっては故障してしまうかもしれません。
失敗
食器洗い乾燥機で「普通の台所用洗剤でも大丈夫」と考えても、泡が大量発生して故障してしまいます。
洗剤は少量でも泡がむくむくと増えていくため、スポンジを使って洗うような普通の台所用洗剤は使用しないでください。
賃貸物件の食器洗い乾燥機には決められた洗剤があり、食器洗い乾燥機のみに使わなければなりません。
食器洗い乾燥機用の洗剤は泡立ちしにくく、洗浄能力が強い特徴があります。
そのため故障せずに問題なく使えて、普通の台所用洗剤と比較して安心安全といえるでしょう。
故障
普通の台所用洗剤を入れてしまうと、水漏れセンサーで運転が止まったり、洗浄ノズルが壊れたりします。
食器洗い乾燥機が故障してしまうのは、間違えて違う洗剤を入れてしまった原因が大きいです。
しかし、一度スポンジで普通の食器用洗剤で汚れを落としてから食器洗い乾燥機を利用するのも、故障の原因に繋がってしまいます。
とくに白い食器にラー油を付けてしまうと、食器が赤くなってなかなか落ちません。
そのため、スポンジで一度洗ってから食器洗い乾燥機に入れるケースが多いですが、洗剤をしっかり落とさないと泡だらけになってしまいます。
台所用洗剤を使用したら、よくすすいでから食器洗い乾燥機に入れてください。
解決方法
台所用洗剤を使用してしまったら、一時停止して放置してください。
食器洗い乾燥機内の泡が少なくなるまで放置し、およそ1時間以上かかるでしょう。
次に少量コースで運転をおこなったら排水の繰り返しをして、洗剤の成分によって発生した泡がなくなるまでおこないます。
入れた洗剤の量にもよりますが、5回ほど行えば無くなりやすいです。
それでも動かない場合は故障であり、修理をしなければなりません。
修理費は自己負担が多いですが、まずは大家さんに事情を話してから指示に従ってください。
賃貸物件での食器洗い乾燥機の失敗例②食器の並べ方
食器洗い乾燥機は並べ方によって汚れの落ち方が異なるため、適した配置にする必要があります。
汚れの落ちやすさもありますが、適切な並べ方にしないと故障するかもしれません。
失敗例に陥らないように、正しい並べ方を覚えておきましょう。
噴射口にかぶせる
食器洗い乾燥機は洗剤を出す噴射口があり、覆いかぶさるように並べてしまうと洗えません。
噴射がまんべんなく当たるように、斜め下向きに並べるようにしましょう。
上向きや下向きにしてしまうと噴射した洗剤が食器に溜まったり、汚れが落ちなかったりします。
噴射口は下についている食器洗い乾燥機が多く、汚れた部分は下向きにして重ならないように置けば問題ありません。
スペースを取ってしまうボウルは最初に置かず、平たいお皿の上に被せておけば一気に洗えます。
詰め込みすぎる
無理して詰み込みすぎてしまうと、汚れが十分に落ちない可能性があります。
とくに食器をハの字に並べてしまうと、噴射した洗剤を遮ってしまって汚れが落ちません。
食器の並べ方として、適度な間隔を空けて洗剤が当たるようにしましょう。
とくにスプーンやフォーク、箸などは入れる向きが重要で、間違えてしまうとなかなか落ちません。
スプーンやフォークは持ち手を下にして、箸は持ち手を上にしてください。
もし反対だとスプーンやフォークは下から来る噴射を遮ってしまい、箸は小物入れで動いてしまいます。
網の下に落とす
回転するスプリンクラーのようになっている食器洗い乾燥機が多いため、網の下に落とさないようにしてください。
とくに子ども用の食器や箸のような小物は水圧で飛びやすく、小物入れにセットする必要があります。
落下してしまうと噴射バーが回転しなくなり、故障の原因に繋がりかねません。
軽すぎて落下してしまいやすい食器や小物の場合は、重めの素材を使用したものを購入するか、手洗いにするかで対策したほうが良いです。
落下したものを取るとき、食器洗い乾燥機は約70度の高温になっているため気を付けてください。
賃貸物件での食器洗い乾燥機の失敗例③洗えないものを洗う
食器洗い乾燥機を初めて使う方にとって、洗えるものと洗えないものがあることを知らない方は多いです。
機械の中では高温の水が使用されているため、食器に影響を及ぼすからです。
どのような食器が洗えないものなのか、把握しておきましょう。
樹脂
樹脂だと高温に耐えられないため、容器が変形してしまうこともあります。
食材を保存するタッパーや子ども用のお弁当箱などが該当し、必ずスポンジで洗ってください。
誤って入れてしまうと樹脂の容器が変形して、フタが閉まらなくなって使い物になりません。
他に溶けて溝ができてしまうと、スポンジで擦っても届かず、雑菌が溜まって不衛生です。
樹脂は洗えないものなので、食器洗い乾燥機に入れないでください。
とくにお弁当箱の耐熱温度は容器が90度、フタが60度です。
低温モードであれば洗えるため、食洗器の操作方法を確認しましょう。
木製
木製は急激な温度変化を受けると劣化しやすく、ひび割れしたり塗装が剥がれたりします。
そのため、食器洗い乾燥機で木製は洗わないほうが良いでしょう。
塗装がない木製ならひび割れで済みますが、漆器のような木製だと塗装は剥がれやすいです。
食器に限らず、箸も木製で使用している家庭が多いことでしょう。
割れたときのことを考えて、予備の橋を買っておくのがおすすめです。
ただし、耐熱温度表示と食器洗い乾燥機の温度設定ができれば洗える可能性があります。
樹脂の容器の裏側を見ると、どこまで熱に耐えられるかが表示されていて、食器洗い乾燥機の熱を耐熱温度表示以下にすれば問題ありません。
食器洗い乾燥機の使い方は賃貸物件の内見のときに聞くか、説明書やお問い合わせに確認しておきましょう。
鉄製
鉄製だと木製のようにひび割れする心配はありませんが、酸化や変色する可能性があります。
金属によって変化が異なり、塗装が剥がれることもあるため注意が必要です。
たとえば銀やアルミ、銅製だと熱が伝わりやすく、酸化や変色がしやすい特徴があります。
とくに鉄になるとサビが発生しやすく、丈夫でも寿命は短くなるでしょう。
金や銀メッキになると酸化や変色する可能性はありますが、サビることはありません。
失敗しないためにも鉄製のスライサーやグリル、ザルなどを食器洗い乾燥機に入れておくのがおすすめです。
フライパンや鍋は種類によって異なり、食器洗い乾燥機を利用できるものと利用できないものがあります。
食器洗い乾燥機に対応しているものであれば問題なく使用できるため、新規購入の際は確認しておきましょう。
まとめ
賃貸物件の食器洗い乾燥機でありがちな失敗例を3つご紹介しました。
使用方法を間違えてしまうと故障に繋がったり、誤った入れ方だと汚れが落ちなかったりします。
また、洗えないものを入れてしまうと食器のダメージが大きくなるため、洗えあるものと区別して使用しましょう。
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