多くの物件の鍵はギザギザの切り込みが入ったタイプだと思いますが、最近はそれに代わる新しいタイプの鍵もあることをご存知でしょうか。
今回は、新しいタイプの鍵のひとつである「ディンプルキー」についてご紹介します。
最近の賃貸物件で増えているディンプルキーとは
ディンプルキーとは、従来のようにギザギザした鍵山がない鍵のことを指します。
表面に深さや大きさの異なる小さなくぼみを付けた形式の鍵です。
ちょうどゴルフボールの表面のような見た目をしていて、比較的築年数が浅い賃貸物件で採用されているケースが多いです。
ディンプルキーの特徴
ディンプルキーの特徴は、なんといっても配列の組み合わせの多さです。
ディンプルキーについているくぼみの配列の組み合わせを鍵違い数と言いますが、その組み合わせは1000億通り以上あるそうです。
そのため複製やピッキングが困難で、防犯性を高めやすい鍵だとされています。
また、ディンプルキーのピッキングは非常に難しく、プロの鍵師でも10分以上解除に時間がかかります。
空き巣の大半は、解錠に5分以上時間がかかれば侵入を諦めると言われているため、防犯対策にうってつけと言えるでしょう。
一人暮らしのセキュリティーが気になるのでしたら、ディンプルキー対応の賃貸物件もご検討ください。
ディンプルキー対応の賃貸ならではの合鍵問題
賃貸物件を借りると、何かあった時のためにと合鍵を作って実家や友人の家に置く方もいらっしゃるでしょう。
カップルの同棲なら、1人が純正の鍵を持ってもう1人は合鍵を持つというケースもありますね。
しかし、ディンプルキーは構造が複雑になる分、合鍵を作る時の値段が従来の鍵より高くなったり、複製に時間がかかったりする点がネックです。
鍵屋さんにもよりますが、従来の鍵は作製時間が5~10分、値段は500円~1000円くらいで合鍵を作ることができました。
一方、ディンプルキーの場合は作製時間が15分~30分、値段は3,000円~5,000円くらいが相場です。
また、ディンプルキーを作るための機械をまだ導入していない鍵屋さんも多いので、どこでも作れるわけではありません。
合鍵を作りたいと思ったら、事前に鍵屋さんへ複製できるかどうか確認しましょう。
まとめ
従来の鍵より防犯性の高いディンプルキー。
複製がしにくいため合鍵を簡単に作れないというネックはありますが、その分ピッキングがされにくく防犯面で安心できる点は魅力です。
防犯面を重視して賃貸物件を探すなら、ディンプルキー対応の物件をぜひチェックしてみてください。
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