新しく賃貸物件を探すにあたって、求職中だと入居審査に通るか心配ですよね。
たしかに求職中では入居審査に苦戦することがあるかもしれませんが、コツをつかめば格段に通りやすくなります。
実際にたくさんの求職中の方が賃貸契約できた経験をもとに、この記事では入居審査に通るためのポイントをお伝えしていきます。
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弊社へのお問い合わせはこちら求職中は通りにくい?賃貸物件の入居審査とは
最初に、そもそも入居審査とはなにを審査しているのか、どのようなポイントを見られているのかをお伝えします。
入居審査する理由
自分が審査される、と言うとあまり気持ちの良いものではないかもしれませんが、これには理由があります。
賃貸物件の契約を結ぶことは、年間にして何十万円、何百万円という大金の契約を結ぶということです。
支払う方にとっても大きな買い物ですが、大家さんにとっても誰に貸し出すかは重要な問題です。
不動産というと高額なものを貸し出す以上、きちんと毎月の家賃を支払って、部屋を極端に傷つけたりトラブルを起こしたりしない、社会一般的な常識のある方に借りてほしいと思うのは自然なことでしょう。
安心して賃貸物件を貸し出せる相手かどうかを確認させていただくのが入居審査です。
入居審査の基準
入居審査では主に以下の基準を重要視して判断されています。
●反社会的勢力に所属していないか
●家賃を安定して払えるか
●近隣住民とトラブルになる可能性はないか
このようなポイントを確認するために、下記の書類や項目への記載が必要となります。
●契約者の住所・氏名・連絡先
●契約者の勤務先・勤続年数
●連帯保証人の氏名・連絡先
●連帯保証人の勤務先・収入・勤続年数
●連帯保証人との関係
●身分証明書
●収入証明書
●住民票
●印鑑証明書
この他にも書類が必要になったり、反対にもっと提出書類が少なかったりすることもありますが、物件によって規定が違うので注意が必要です。
提出する書類だけでなく、不動産会社や大家さんとのやり取りを通じて、反社会的勢力と関係がないか、家賃を安定して支払えるか、近隣住民とトラブルになる可能性は低いかを判断されます。
時期や状況によって違いますが、書類の内容確認だけでなく、勤務先や連帯保証人への電話確認などもおこなったうえで3日~1週間ほどで入居審査の合否が決定します。
賃貸の入居審査に通るためコツ①自分でできること
求職中だとどうしても「家賃を安定して払えるか」という審査の基準で不利になってしまいます。
それを踏まえたうえで、まずは入居審査に向けて自分自身で工夫できるコツがありますので、一つずつご説明します。
家賃の低い賃貸物件を選ぶ
家賃が高い部屋であればそれだけ契約金額も大きくなり、審査する側の目も厳しくなります。
そのため、少しでも審査基準を下げるために安い家賃の賃貸物件を選ぶのがコツです。
契約できた後も、毎月支払う家賃が低ければそれだけ生活に余裕が生まれますので一石二鳥です。
引っ越しの閑散期をねらう
一般的に、転勤や進学などで1~3月は引っ越しする方が多く、不動産業界の繁忙期と呼ばれます。
この時期には賃貸物件を契約するためにさまざまな方が不動産会社を訪れますので、それだけライバルが多いということでもあります。
反対に、梅雨や真夏は引っ越す方が少ない閑散期です。
この時期では賃貸物件を探している方も少なく、大家さんとしても空室のある部屋を埋めたいという心理も働きますので、契約しやすくなります。
不動産会社としてもじっくりと時間をかけて対応しやすくなりますので、複数の面で閑散期のほうが入居審査に通る難易度は下がります。
転居理由を明確に伝える
なぜ賃貸物件を探しているかの理由があいまいだと、審査する側としても不安を感じ、入居審査に通りにくくなります。
なぜ今引っ越ししようとしているのか、どうしてこの賃貸物件を選んだかの理由を明確に伝えておくことで信頼感が高まるでしょう。
転居理由はプライバシーに関わることなので「あまり伝えたくない」というお気持ちもよくわかりますが、それでも入居審査に通るためには明確に伝えておくことをおすすめします。
弊社では事前にメールで理由をお伝えいただくなどでもけっこうですし、プライバシーを大切にしたい旨をご相談いただければそのように対応させていただきますのでご安心ください。
言葉遣いや服装に気を付ける
入居審査では条件だけを見ているのではなく、お人柄も合わせて拝見しています。
あまりかしこまる必要はありませんが、入居後に近隣の方とトラブルになりそうだと思われるような言葉遣いや服装は避けたほうが無難です。
高圧的な態度はせず、あまり派手な服装はしないなどを意識して対応されると良いでしょう。
賃貸の入居審査に通るためのコツ②数字で示す
ここからは数値としてより安心感を与えるためのコツをお伝えします。
信頼できる連帯保証人を立てる
たとえご自身が求職中であっても、連帯保証人の身元がしっかりしていて、収入がじゅうぶんであれば入居審査に通ることが多いです。
連帯保証人の条件は以下のとおりです。
●3親等以内の親族
●年収が家賃の36倍以上
3親等以内の親族というと、親(1親等)や兄弟(2親等)、祖父母(2親等)、おじやおば(3親等)などを保証人とするのが一般的です。
とくに万が一のときには見捨てずきちんと支払いしてくれるだろう、とみなされるため、2親等以内の親族のほうが入居審査に通りやすくするためにはおすすめです。
毎月安定した収入があり、支払い能力のある連帯保証人を探してお願いしてみましょう。
預貯金審査を受ける
もし貯金があるなら、預貯金審査をお願いしてみると良いでしょう。
今は求職中で収入がなくても、貯金から家賃を支払い続ける能力があると示すことができます。
通帳などのコピーを提出して、預貯金の金額を見せて審査してもらう方法です。
これができる基準として、およそ家賃の2年分の預貯金がないと審査に通ることは難しいと言われています。
これは家賃4万円なら96万円、家賃5万円なら120万円、家賃6万円なら144万円の計算です。
この金額は最低ラインですので、より預貯金が多いほうが審査に通りやすくなります。
決して少ない金額ではありませんが、蓄えがあるなら挑戦してみる価値はある制度です。
家賃保証会社を利用する
しっかりした連帯保証人がおらず、預貯金にそこまでの余裕がなくても、家賃保証会社が利用できることもあります。
賃貸物件の家賃を支払えなくなったときに、家賃の支払いを保証してくれる会社のことを家賃保証会社と言います。
物件によっては家賃保証会社の利用を条件にしているところもあるほど信頼性の高い手段です。
ただし家賃保証会社を利用するには料金がかかるために負担は増えますし、もし家賃を立て替えてもらったら当然返済しなければいけません。
さらに、家賃保証会社でも独自に別の審査がありますので、以前家賃を滞納したことがあるなど、信用情報に傷がある場合は利用できません。
まとめ
求職中でも賃貸物件の入居審査に通るためのコツをお伝えしました。
安定した収入のある方と比べると難しくはなってしまいますが、条件を揃えてコツをつかめば賃貸物件を契約することはできます。
入居審査の基準は物件や大家さんによって基準が大きく異なるため、審査に通りやすい物件をお探しでしたらぜひお気軽にご相談ください。
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