一人暮らしを始めるとなると、初めに間取りで悩む方が多いのではないでしょうか?
今後の生活に大きく影響するため、間取りは重要な要素です。
そもそも1K・1DK・1LDKってなにが違うの?と疑問に思う方もいるでしょう。
今回は一人暮らしにおすすめの間取りについて、メリットとデメリットを交えて解説します。
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弊社へのお問い合わせはこちら一人暮らしにおすすめの間取り1Kとは?
1KのKはキッチンを意味し、1つの部屋とキッチンで構成された間取りです。
居室とキッチンが扉で仕切られており、キッチンの広さは4.5畳未満が条件。
玄関を入ってすぐのところにキッチンが設置されている物件が多く、間取りはコンパクトです。
1Kは一人暮らしで最もスタンダードで、多くの物件から探せるため希望の部屋を見つけやすいでしょう。
1Kのメリット
大きなメリットは、居室とキッチンに仕切りがあることです。
扉を閉めれば、調理中のにおいや煙が部屋に充満する心配がありません。
また、バス・トイレなど水回りの音が居室内に響きにくく、来客時も気をつかわずにすみます。
仕切りによって玄関から部屋が丸見えにならず、プライバシーもしっかり守れますね。
1Rに比べ、クローゼットや押入れなど収納スペース付きの物件が多いため、片付けがしやすい点もメリットです。
1Kのデメリット
1Kのメリットである仕切りですが、場合によってはデメリットとなることも。
扉を閉め切ってしまうと、エアコンの風が届かず暑い中で料理をしなければなりません。
1Kの間取り上、キッチンに窓がついていることは少ないため夏はとくに料理が億劫になる可能性があります。
また廊下部分にキッチンがある物件は、人が一人通るスペースしかないため十分な収納スペースが確保できないデメリットがあります。
廊下には冷蔵庫を置くスペースがなく、居室内に置くことになるケースもあるため、家電が置ける広さかしっかりチェックしておきましょう。
1Kがおすすめな方は?
部屋とキッチンに仕切りが欲しいけれど、家賃もできるだけ安いほうが良いという方におすすめです。
また玄関から部屋が丸見えにならないため、ベッドなどプライベートな空間を見られることが嫌な方にもおすすめします。
大きな家具を置きたい、どうしても広い部屋が良いという以外は、まずはスタンダードな1Kから検討してみてはいかがでしょうか。
1Kや1Rでよく見かけるロフトとは
ロフトは屋根裏のようなスペースのことで、1Rや1Kといった一人暮らし向けの狭い間取りでよく目にします。
収納スペースがない代わりについているロフトですが、寝る場所として使えるほど広い場合もあります。
しかしエアコンの位置によっては風が届かず暑いといったこともあるため、ロフト付き物件を検討する際は、ロフトの使用目的をしっかり決めると良いでしょう。
1Rと1Kの違い
1Rとは1部屋のみの間取りで、同じ空間にキッチンが設置されています。
1Kと1Rはなにが違うの?と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?
実は広さはほぼ同じで、キッチンと部屋の間に仕切りがあるかどうかの違いだけなのです。
1Rの部屋を探す時の注意点として、「畳数ではなく専有面積を見てイメージすること」があります。
なぜなら1Rは、キッチン部分も含んだ畳数が記載されているからです。
居室だけの畳数としてイメージすると、実際よりも狭く感じてしまう可能性があります。
もし間取り図に「8畳」とあれば、実際の生活スペースは「6〜7畳」ほどと思っておくと良いでしょう。
1Rのメリット・デメリット
メリットは、なにより家賃が安いことです。
1Rは仕切りなどがなく建設コストが低いため、一人暮らし向けの間取りでは家賃が最も低く設定されています。
また仕切りがなく開放的で、家具のレイアウトがしやすい点もメリットです。
デメリットは、キッチンが同じスペースにあるため料理のにおいが部屋に充満してしまうことです。
その他にも、玄関のドアを開けるとすぐ部屋があるため、生活感が丸見えになるといった点も挙げられます。
上記の理由をふまえ、1Rは家よりも外にいる時間が長く、家賃を安く抑えたい方に向いているといえるでしょう。
一人暮らしにおすすめの間取り1DKとは?
D(ダイニング)は食堂を意味し、1DKとは1つの部屋とDK(ダイニングキッチン)がある間取りのことをいいます。
DKを通り抜け、奥に居室がある間取りが主流です。
ダイニングキッチンの広さは4.5〜8畳未満が条件で、居室は平均5〜7畳。
1部屋分の広さのキッチンスペースがあり、ダイニングテーブルを置いて食事ができます。
1Kよりも広いキッチンなので、自炊をする予定の方は自炊がはかどることでしょう。
1DKのメリット
1DKのメリットは、食事をする空間と生活をする空間をしっかり分けられることです。
キッチンスペースに食器棚やダイニングテーブルを置ける広さがあるため、調理したものをその場でいただけます。
そのため居室へ料理を運ぶ必要がなく、部屋中ににおいが充満する心配もありません。
またDK部分に収納棚などを置けば、居室内のスペースを増やすことができるのでより快適に過ごせます。
1DKのデメリット
DKを通った先に居室があるため、家具のサイズは考えて設置する必要があります。
大きな家具や家電を置くと、居室への導線が狭くなり生活に不便を感じる可能性ががあります。
また1DKは昔流行った間取りのため、築年数が古い物件が多いです。
そのため、最新設備がお部屋選びの最重要事項とお考えの方は、そういう点も踏まえて慎重に考えましょう。
1DKがおすすめの方
生活スペースと食事をおこなう場所を分けられるため、生活にメリハリをもたせたい方におすすめです。
また築年数が古い物件が多いため、広さのわりには家賃が安いということもあります。
そのため広さも欲しいけれど、家賃はできるだけ抑えたいという方にもおすすめします。
最近ではリノベーションが施されたきれいな物件もあるので、築年数だけにとらわれずにお部屋探しをしてみると良いですよ。
一人暮らしにおすすめの間取り1LDKとは?
1LDKとは、8畳以上のLDK(リビングダイニングキッチン)と1つの部屋でできた間取りです。
2部屋あるような間取りが特徴で、寝室とそれ以外の生活スペースを明確に分けられます。
なんとリビングには広さの上限がありません。そのため物件によっては、15畳以上の広い部屋も存在します。
二人暮らしができるほどの余裕があり、人を招いてもゆったりとくつろげるでしょう。
現在も主流の間取りであるため、最新設備が整った物件が数多くあります。
1LDKのメリット
1LDKのメリットは、とにかく広いことです。
LDKに十分な広さがあるため来客をリビングでもてなすことができ、プライベート空間である寝室を見られることもありません。
趣味の部屋を作ったり、大きめの家具を置いたりもできます。
またシステムキッチンやオートロックなどがついていたり、快適に暮らせるよう設備が充実している点も魅力的です。
1LDKのデメリット
広くて設備が充実している分、家賃は高くなります。
家賃が高いと入居前の審査が通りにくくなり、そもそも借りられないという場合もあります。
また2部屋あるため、エアコンを2台設置すればそのぶん電気代もかかり、光熱費も高くなる傾向にあります。
1LDKがおすすめの方
一人暮らしには余裕のある間取りなので、恋人といずれ同棲をしたいと考えている方や、来客が多い方におすすめです。
またシステムキッチンやキッチン収納など設備が整った物件が多いため、料理を楽しみたい方にもおすすめします。
ただし、家賃が少し高めになるので、毎月の支払いに余裕を持てる方に向いているでしょう。
まとめ
1K、1DK、1LDKと一人暮らしにおすすめの間取りについて解説しました。
それぞれに特徴やメリット・デメリットがあるため、どれが良いかは生活する方によって大きく異なります。
気になるお部屋がある際は、実際に確認することが大切ですので、直接お部屋をご覧になり、自分の生活スタイルに合ったお部屋を選んでくださいね。
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