自宅の売却を検討する際、買主が見つかってから引っ越しをしたいと考える方も少なくはありません。
そこで今回は、住みながら自宅を売却する方法やメリット、注意点についてご紹介します。
自宅の売却をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
\お気軽にご相談ください!/
弊社へのお問い合わせはこちら住みながら自宅を売却する方法
最初にお伝えしておきますが、住みながら自宅を売却することは可能です。
最初に、自宅に住みながら売却する方法についてご紹介します。
住みながら売却する際の案内
住みながら自宅を売却する際、1番気になるのは内覧の案内をどうするのか、ではないでしょうか。
住みながら売却する場合、空き家で売却する場合と比べると内覧の案内が大変になります。
掃除して家をキレイにしておくのはもちろん、先方からの質問を予想して回答できるようにしておきましょう。
また、内覧の際は日中の時間帯でスケジュールを組むのがポイントです。
多くの方は日当たりを気にしますが、夜だと日当たりのよさがわかりません。
日中の内覧だと室内も明るくなり、印象がよくなります。
内覧の際は立ち会いが必要
自宅に住みながら売却する際、住んでいる状態で内覧の案内をしなければなりません。
空室で案内する場合と違って、売主の立ち会いが必要です。
建物については不動産会社が説明しますが、設備や光熱費、近所の様子などについては、売主が説明したほうが説得力があります。
場合によってはハウスクリーニングを利用する
住みながら内覧する際、部屋の印象が大事になります。
自分で掃除するのは限界がありますので、どうしても落ちない汚れなどは、ハウスクリーニングを利用してキレイにするのも、ひとつの方法です。
多少の費用はかかりますが、早く買主を見つけたい場合は有効となります。
新居を見つけておく
早めに査定をしてもらい、いくらぐらいで売却できるのか予想しておき、あらかじめ新居を見つけておくのがポイントです。
買主が見つかったら、すぐに新居の購入ができるように準備しておかなければ、仮住まいを探さなければならず、逆にコストがかかる可能性もありますので注意しましょう。
リースバックという方法もある
住みながら売却したいという方のなかには、本当は引っ越ししたくはないけれど、何かしらの理由で家を売却しなければいけないケースもあります。
その際は、新居の物件を購入するわけではなく、賃貸住宅へ引っ越すというケースもあるのです。
そのようなケースでは、リースバックを利用するのも、ひとつの方法となります。
リースバックとは、不動産会社に買い取ってもらい、賃料を払って住み続けるという方法です。
この方法ですと、住みながら売却ができ、売却後も賃料を払って住み続けられます。
ただし、物件によっては周辺の賃貸住宅より賃料が高くなる恐れがありますので、注意が必要です。
住みながら自宅を売却するメリットとは?
一般的に、住んでいる状態よりも、空き家にした状態のほうが売却しやすいです。
しかし、住みながら自宅を売却する際にもメリットがありますので、いくつかご紹介していきます。
コストがかからない
新居に引っ越してから売却する際は、新居の購入費用と売却する家のローンの返済を同時におこなわなければならず、ダブルでコストがかかります。
しかし、住みながら売却できれば、今住んでいる家のローンを完済してから新居のローンを新たに組むことが可能です。
ローンの返済額より売却金額が高い場合は、差額を新居の購入資金や引っ越し費用にも充てられます。
近隣情報を伝えやすい
近隣の情報は、実際に住んでいる方ではないと分からない部分も多いです。
たとえば、近所にどのような方が住んでいるか、トラブルはないか、というような部分は、仲介する不動産会社はなかなか把握できない部分でもあります。
住みながら自宅を売却する際は、内覧時に売主も立ち会いますので、買主からの近隣情報についての質問に答えられます。
また、買主からするとどんな方が住んでいたのかも気になる部分でしょう。
印象よく案内ができれば、買主の印象がアップします。
生活のイメージがしやすい
住みながら売却する際は、家具や家電などがある状態で案内します。
そのため、買主が生活のイメージがしやすいことは、メリットといえるでしょう。
しかし、逆に印象が悪くなるとデメリットとなってしまいます。
先ほどもお伝えしましたが、掃除は徹底的におこなうようにしてください。
モデルルームとまではいかなくても、できるだけ近づけることが早く売却するコツとなります。
ゆっくり売却できる
先に新居を購入した場合、売却までダブルで住宅ローンを払っていかなければいけないため、早く売却したいと焦ったりプレッシャーになったりしがちです。
そのため、無理な値下げをして損をする可能性も考えられます。
しかし、住みながら売却する際は、売却に時間をかけられますので、希望の金額で売却できる可能性が大きくなります。
住みながら自宅を売却する際の注意点
入念な掃除
先ほどもお伝えしましたが、住みながら自宅を売却する際に、もっとも重要なのは徹底した掃除です。
家が汚れている状態だと、条件のよい家であっても印象が悪くなるため、売却がむずかしくなります。
また、汚れている箇所を指摘され、値引きの対象になりかねません。
不要な物は処分して、部屋をスッキリさせておくのもポイントです。
理想はモデルルームのような家なので、できるだけ近づけるように入念に掃除をおこないましょう。
なかなか落ちない汚れがある場合は、ハウスクリーニングを利用するのもおすすめです。
生活感が出ないようにする
住みながら売却する際、ある程度生活をイメージできるのはメリットとお伝えしましたが、生活感が出すぎるのはマイナスとなります。
生活感が出すぎないように、荷物を減らしておくのもポイントです。
処分できないような物であれば、引っ越しの間トランクルームなどを利用して荷物を保管しておくとよいでしょう。
多少の費用はかかりますが、仮住まいに住むよりは費用を抑えられます。
内覧の前に換気をおこなう
人が住んでいる状態の家には独特の臭いがあるのが注意点です。
自分は気づかなくても、外から入ってきた方は不快に思う可能性もありますので、内覧前には換気を忘れずにしましょう。
とくに、ペットの臭いや、タバコの臭いなどがキツイ場合は芳香剤を置いたほうがよい場合もあります。
土日の予定は空けておく
内覧希望の方は、休みにじっくり見たいという方が多く、土日に集中しがちです。
そのため、売却期間は土日に予定を入れないようにするのが注意点となります。
新しいスリッパを用意する
内覧希望者はお客さまですから、スリッパを用意するのは当たり前ですが、古いスリッパだと印象があまりよくありません。
100円ショップで売っているようなスリッパで構いませんので、新しいスリッパを用意したほうが印象がよくなります。
また、衛生面を考えて使い捨てのスリッパを用意するのもおすすめです。
内覧しやすい環境を心がける
早く売却したいからと、内覧中ずっと話しかけてアピールするのは避けましょう。
内覧者がゆっくり見られなくなりますので、質問だけに答える程度にしておいたほうがよいでしょう。
また、内覧中はずっとついているのではなく、ほかの部屋で待機するなどの配慮を心がけることも必要です。
まとめ
今回は、住みながら自宅を売却する方法について解説しました。
住みながら自宅を売却するメリットや注意点についてもご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか、
住みながら売却する際は、内覧時の印象が大事になります。
しっかり対策をして希望通りに売却できるように工夫しましょう。
\お気軽にご相談ください!/
弊社へのお問い合わせはこちら