賃貸物件をお探しの20代から30代のみなさまのなかには、なるべく駅から近い建物に住みたいとお考えの方も多いと思います。
確かに自宅から駅までの距離が短いというのはかなりのメリットとなります。
ですがメリットがある一方でデメリットも存在するのです。
本記事ではそんな駅近物件のメリット・デメリットついて解説していきます。
\お気軽にご相談ください!/
弊社へのお問い合わせはこちら駅近の賃貸物件に住むメリットとは
駅が近いとどんなメリットがあるのでしょうか。
学校や仕事で電車を利用する方にとっては確かにメリットですよね。
毎日使うわけですから、その時間を短縮できるのはかなり大きな違いになります。
その分時間ができるわけですから、朝もゆっくりと起きることができて、計画もたてやすくなるでしょう。
そして車を使わない分、維持費や駐車場代などの節約にもなり一石二鳥にもなりますね。
駅が近い建物のその他のメリットにはどのようなものがあるかご紹介します。
女性の夜道歩き
一人暮らしの女性の帰り道というのは多少の危険が伴うこともあります。
街灯がない薄暗い道を一人で歩くというのもかなり勇気がいりますよね。
ですが駅近の建物だと比較的人通りも多く、明るい路地が多いため安心して帰ることが可能になります。
警察署や交番が近くにある場合が多い
駅前というのは比較的交番が設置してあることが多く、一人暮らしの女性にとっては重要なポイントとなると思います。
そのため、物件を探す際は、交番や警察署が近くに存在するのかどうかも条件に入れてみてもよいのかもしれません。
店舗の充実性
駅近のメリットといえばやっぱりお店が充実しているということです。
コンビニやスーパー、ドラッグストアなど生活必需品を手に入れられる店舗がたくさんありますし、夜遅くまで営業しているお店も多いので仕事が遅くなっても問題ありません。
雨風にあたる時間が少ない
雨や風が強い中で買い物に出かけるのも面倒だと感じる方も多いと思います。
ですが駅の近くに住むと、お買い物も楽に感じられるはずです。
買い物帰りに雨が降っていたり、多少買い物をしすぎてバッグが重くなっても、歩く距離が短いためすぐに自宅に到着することができるのはとても便利ですよね。
駅近の賃貸物件に住むデメリットとは
では駅近物件のデメリットを確認していきましょう。
実際に住んでみないとわかりにくいものですが、ぜひ知ってほしいチェックポイントがありますので、参考にしてみてください。
電車の音
駅から近いというのはメリットではありますが、線路が近くにあるため、電車の走行音が聞こえやすくなってします。
そのため、音に敏感な方には向かないのかもしれません。
駅までの距離や物件の防音性能にもよるのですが、早朝から電車の走行音が響くとゆっくり睡眠もとれなくなってしまいます。
特にターミナル駅は一日に数十本と行きかうので、電車の騒音も考慮して選ぶとよいでしょう。
踏切の音
踏切の音は意外と響くので、これが一日に何回も聞くとなると慣れるまでは大変でしょう。
下見をする際に、電車が通ればどのくらいの騒音かわかるのですが、タイミングが悪いと見落としてしまうポイントではあります。
立体駐車場の音
駅が近い物件は駐車スペースを広くとれないため、立体駐車場となっている場合があります。
このタイプの駐車場は稼働するたびに機械音がするため、高層階の方は問題ないかと思いますが、低層階の方の部屋にはこの音が響いてくる可能性があります。
駐車場の料金が高い
車を所有している方が駅前の賃貸物件を借りる際の注意点として、駐車場の利用料が高いもしくは見つからないということがあります。
駅前は土地代も高く、そもそも場所が限られるため駐車場付きの物件が少ない傾向があります。
建物の敷地内に駐車場がない場合は、近隣の駐車場を借りることになりますが、地方と比較して料金が高かったり、場所が自宅から離れていたりと不便さを感じることになるでしょう。
繁華街の騒音
居酒屋や飲食店などは駅周辺に密集していることが多いので、繁華街に近い物件であれば騒音やにおいが気になるかもしれません。
特に居酒屋が付近にあると、飲み終わりのグループが店舗前で長々とおしゃべりをしているか、酔っ払った人が騒いでいるなんてこともあることでしょう。
不審者について
常に多くの人でにぎわっている駅周辺ですが、不審者が近くにいても気づかないことがあるため注意が必要です。
たとえばマンションの1階部分が商業施設の場合、常に人であふれているため、業者を装って建物内部に侵入することも可能になってしまうわけです。
静かで寂しい人通りの少ないところも不安ではありますが、人が多くてもそれに紛れてしまうのでセキュリティ面での不安があります。
入居後周辺に高い建物が建つ
入居直後は周りに高い建物がなく、日当たりが良好だったのに、開発の関係で高層ビルなどが建設されるという事態も十分ありえます。
駅が近い賃貸物件を選ぶときは、周辺の建設予定や再開発情報にも目を通しておくといいでしょう。
賃料が高い
もしかしたらこれが一番のデメリットではないでしょうか。
やはり駅近の需要は高いために、賃料の相場がほかの駅から遠い建物と比べるとどうしても高くなってしまうのです。
高い賃料を払ってでもメリットをとりたいかどうかがポイントになるでしょう。
駅近の賃貸物件を選ぶ際のチェックポイントとは
駅が近い賃貸物件というのは、やっぱり騒音や防犯上の落とし穴というのがあります。
それでも駅近がいいとお探しの方のために、賢く選べるよういくつかのチェックポイントがありますのでご紹介します。
騒音が届きにくい距離の物件を選択する
駅から徒歩数分の建物は電車や踏切の音がかなり目立ちますので、騒音が聞こえない少し離れた場所を選ぶことが大切です。
たとえば、徒歩5分以上の建物だと、騒音はかなり軽減されるはずです。
駅周辺から徒歩5分ほど離れると騒音もかなり少なくなりますし、その距離であれば住宅街もいろいろあるはずなので物件も見つけやすいでしょう。
繁華街とは逆方向の物件を選択する
駅付近ですと繁華街が近いので、人が多く行きかい、騒がしいために防犯上の心配があります。
たとえば駅の片側のみ発展している場合は、繁華街とは逆の方向の住宅街を検討してみるのもいいのかもしれません。
反対側でも距離はたいして変わりませんので、商業施設や繁華街がない方面で探してみるのも手だと思います。
周辺に空き地が多い場合は注意
駅前で周辺に空き地がある場合は注意してください。
駅前の一等地が空き地ということは、そこに何かが建設される可能性があります。
日当たりがいいとの理由で選んでしまうと、後々大きなビルなどができてしまうかもしれません。
実際に駅から徒歩で移動してみる
これは大事なポイントで、駅が近い場合でも実際はすごく遠く感じてしまうこともあります。
たとえば駅の改札口とマンションが逆であったり、自宅までの道が急な坂道になっているということもあるので、実際に自分の足で歩いて、どの程度時間がかかるか確認しておきましょう。
下見をする際にはこれらこのポイントにも注意することで、入居後の快適な暮らしを実現できることでしょう。
駐車場の有無
物件を選ぶ際、入居者用の駐車場がある場合は問題ないのですが、もしなかった場合は自分で探すことになります。
駅前の駐車場の料金は高く設定されていることが多いため、予算内で収まるかのチェックも必要です。
また、ご家族や友人が来訪した際の来客用の駐車場が完備されているのか、もしくは近隣のコインパーキングも調べておくべきチェックポイントの一つです。
まとめ
駅が近い物件はメリットとデメリット両方を持っており、選び方や環境で一気に快適さが変わってきます。
家からの距離が近いということだけにとらわれずに、デメリットがあることを考えて物件を探してください。
\お気軽にご相談ください!/
弊社へのお問い合わせはこちら