戸建て住宅には、稀に床下収納が設置されていることがあります。
なかには賃貸物件にも設置されている場合があり、どのように使ったら良いか迷っている方は少なくないでしょう。
本記事では、そんな床下にある収納を賢く使用する方法やコツについて紹介しています。
またメリットについても解説していますので、床下収納がある方はぜひ参考にしてみてください。
\お気軽にご相談ください!/
弊社へのお問い合わせはこちら賃貸物件に床下収納があるメリット
賃貸物件を購入する際に、どんなことを意識して選びますか?
物件によって良し悪しは異なり、設備もさまざまです。
ここでは床下収納に着目し、メリットやデメリットについて紹介します。
収納が増える
収納と言っても、床下収納の場合は他の収納スペースに比べてそれほど広くありません。
そのため期待できるほどの収納はできませんが、それでも収納が増えるのは間違いないでしょう。
特に隠しておきたいものや使わなくなったものを収納するのに適しています。
また保存食品の収納にもおすすめです。
ちなみに、床下収納はキッチン床に設置されていることがほとんどになります。
スペースは賃貸物件によって多少異なりますが、基本的にサイズは600mm程度、ペットボトルや調味料、ホットプレートなど大きいものもある程度収納できるので、あると便利でしょう。
種類は、以下の3つに分類されます。
●フタが外せる
●扉式
●スライド収納
従来の床下収納というとフタが外せるものでしたが、扉になっているタイプやスライド式になっているものなどさまざまです。
フタが外せるタイプは出し入れしやすいので中身も確認しやすいでしょう。
ただ広い収納スペースの場合、フタが重くなったりフタの数が増えてしまったりとデメリットもあります。
この場合出し入れしにくいので要注意です。
扉式は一見すると使い勝手が良いのですが、やっぱりこちらも出し入れしにくいというデメリットがあります。
スライド収納も重いものを入れてしまうとスライドしにくくなるので気をつけましょう。
このように、フタの種類によっては扱いが難しく感じますので、収納するものを考えて使用しなければいけません。
また床下ということで湿気が溜まりやすいのでその辺の対処も必要です。
部屋が広くなる
床下収納は床に隠れているので、収納したいものを隠せるというメリットがあります。
また部屋が狭くならなくて済むので、スペースを十分に使うことができるでしょう。
床に付いているため頻繁に使うことには向いていませんが、保存食品や長期的に収納する分には非常に適しています。
棚やラックを置きたくない方には、床下収納の存在はありがたいでしょう。
部屋が広くなり見栄えも良くなります。
隠す収納が可能
棚やラックを置いてしまうと、どうしても収納したものが見えてしまいます。
昨今は「見えない収納」が注目されていますから、床下収納があれば簡単にそれが叶うでしょう。
人目に触れたくないものを収納するなど、先ほども述べたように部屋を広く見せたい方には隠し収納ができるのでおすすめです。
賃貸物件の床下収納で保管に適しているものと使用例
床下収納と一般的な収納スペースは保管に適しているものや使い方が微妙に異なります。
そのため、どちらかというと使用頻度の低いものほど床下収納が適しています。
そこでここでは、床下にある収納がどんなものの保管に向いているのか紹介します。
保存期間が長いもの
床下に保管するので、当然賞味期限が短いものの収納には適していません。
そのため一般的には缶詰や調味料のストック、カップ麺など収納に良いでしょう。
ぬか漬けを保管する方もいますが、日光を避けたいものをしまいたい方にもおすすめです。
食品以外では、以下の収納にも適しています。
●洗剤
●ティッシュペーパー
●食器類
●掃除用具
ただ同じ食品でも湿気が溜まりやすいものは避けましょう。
お米も虫が湧きやすいのでおすすめしません。
保管に向いているものとそうでないものがあることを十分理解してから使用してください。
あまり使わないもの
いわゆる「使用頻度の低いもの」です。
缶詰や調味料のストックは何れ使うものなので、床下に収納してしまうと取り出すのが面倒という方も少なくないでしょう。
ですので、鍋やホットプレート、ガスコンロ(ガスボンベ)などの保管にも適しています。
先ほども述べた「使わない食器類」も良いでしょう。
季節の道具は日常的に使うものではありませんから、床下収納に保管しても特に問題ありません。
ただし陶器は取り出すときに気をつけないと割れてしまいます。
扱い方には注意しましょう。
防犯グッズ
最近は、一人ひとつは防犯グッズの準備が必要になっています。
しかし意外と場所を取ってしまうのが防犯グッズです。
もしものときにしか使わないので、収納に困っている方は少なくないでしょう。
そんなときおすすめしたいのが床下収納です。
防犯グッズは長期保存が可能ですし、基本的に使用頻度が低いので床下に収納しても特に問題はありません。
賃貸物件の床下収納を活用するコツ
スペースが広いものから狭いものまでいろんな種類がある床下の収納ですが、活用方法を知ることで賢く収納できるようになります。
「床下収納はあるけれど、どうやって使ったら良いか分からない」という方のために、活用のコツについて紹介します。
見やすい収納にする
床下にあるので、上から見て分かりやすい収納がポイントです。
たとえば、ファイルボックスを使ったりラベリングすることなどが挙げられます。
一目見て何が収納されているのかすぐにわかることで、床下の収納が扱いやすくなります。
またスペースを有効活用するために、つっぱり棒を使用するのも良いでしょう。
床下収納は上部がデッドスペースになりやすいので、この部分につっぱり棒を設置することで布類やピンチハンガーの収納も可能になります。
ファイルボックスを使う
無印良品やダイソーなどに売っているファイルボックスを使うのもおすすめです。
収納アイテムとしても頻繁に使われていますが、無地なのでどんなインテリアにもマッチしますし、何より上から見て何が収納されているのがすぐに確認できるので床下の収納に適しています。
値段がリーズナブルなのも良いでしょう。
ホコリ対策をする
床下とはいえ、ホコリは出ますのでその対策も必要不可欠です。
フタ付きのボックスがおすすめですが、何が入っているか分かりにくいという方はフタにラベリングすることをおすすめします。
収納がわかるようにラベリングする
すでに何度も説明していますが、ラベリングすることで収納しているものがすぐにわかるのでおすすめです。
特にフタをしている場合は、大きく分かりやすい字で中に入っているものを記入しておきましょう。
使用するたびわざわざフタを開ける手間が省けます。
虫対策をする
床下はどうしても湿気が溜まりやすく、季節によって温度や湿度も大きく変化します。
そのため、きちんと対策しておかないと虫やカビの原因になるでしょう。
定期的に掃除をするのも効果的ですが、除湿剤を入れたり新聞紙を入れたりする対策ができます。
意外とホコリも入りやすいですが、放置しないことが大切です。
取っ手のあるものを使用する
物を取り出すときは一旦しゃがむことになるため、取り出しやすいように取っ手のある入れ物を選びましょう。
また入れ物は、縦に置くとスペースも十分に使えるようになるのでおすすめです。
賃貸物件の場合、収納スペースのDIYと言っても穴を空けたり釘を打ちつけたりなど大きなことはできません。
そのため突っ張り棒やファイルボックスでめいっぱい活用するようにしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
賃貸物件の床下収納は、活用方法が限られています。
今回は、賃貸物件でもできる範囲の床下収納の使い方やコツを紹介してきました。
ファイルボックスやつっぱり棒があればスペースも十分使えるので、ぜひ試してみてください。
\お気軽にご相談ください!/
弊社へのお問い合わせはこちら