新しい賃貸物件を探すとき、部屋の内見をするときに押さえておきたいチェックポイントがあります。
後から「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、室内だけでなく共有部や周辺環境でも気を付けるところをお伝えします。
事前にチェックポイントを押さえながら、効果的に内見をおこないましょう。
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弊社へのお問い合わせはこちら賃貸物件の内見チェックポイント①室内
まずは賃貸物件の室内で見ておくべきチェックポイントをお伝えします。
日当たりと風の通り
図面を見て、部屋がどの方角を向いているかで日当たりを推測することはできますが、実際に部屋に入ってみないとわからないことも多いです。
いくら南向きでも隣に大きな建物があれば日差しは遮られやすく、逆に北向きでも窓の前が開けていれば日当たりの悪さは気にならないかもしれません。
日の当たる時間帯に撮影した写真では明るくても、他の時間帯に見てみたら違う印象を受ける可能性もあります。
同様に、内見時は窓を実際に開けてみて、風通しもチェックしましょう。
携帯電話の電波
Wi-Fiなどでインターネットを使うとしても、やはり家の中で携帯電話各社のモバイル通信を使う機会も多いです
お使いの携帯電話を見ながら、各部屋の端から端まで、ちゃんと電波が入るかしっかりチェックしましょう。
とくに背の高い建物が周囲に多い物件や、半地下になっている部屋は電波が入りにくい傾向にあるのでお気を付けください。
家具に対する間取り
家具が何もない状態で内見すると、一見広々とした空間に見えてしまいます。
その分、感覚的に「置けるだろう」と考えていた家具が入らないこともあるので、置くことが決まっている家具があればその大きさを事前に測っておき、部屋のどこに置くかをイメージしてみましょう。
洗濯機などの大型家電も、間取りによっては設置できないものもあるので、要注意です。
コンセントの位置と数
家電を置く場所をイメージしたら、そこにコンセントがあるかどうかも合わせて確認しましょう。
コンセントはたくさんあると便利なので、どんな位置にいくつのコンセントがあるかを間取り図に書き加えておくと後々役立ちますよ。
部屋の設備の現状
うっかり忘れがちなのが部屋に備え付け設備の状態チェックです。
窓やドアはぜひご自身の手で、実際に開け閉めしてみてください。
立て付けの悪さが気になった場合は、入居前に改善してもらえるか不動産会社と相談できます。
賃貸物件のなかにはクーラーやガスコンロなどが備え付けられている場合もありますので、可能なら一度動かしてみると良いでしょう。
部屋のセキュリティ
女性の一人暮らしではとくにセキュリティには気を配りたいですね。
部屋の鍵は、かんたんにピッキングできてしまう種類の鍵ではなく、ディンプルキーのほうが良いでしょう。
前の入居者のときから鍵が交換されているか不動産会社に確認してみると安心です。
また、かんたんに侵入できそうな場所はないか、ベランダに安心して洗濯物が干せるか、窓や扉の位置関係も確認します。
賃貸物件の内見チェックポイント②共有部
次に、同じ建物内の住人と共通して使うことになる賃貸物件の共有部のチェックポイントです。
全体的に掃除が行き届いているか、壊れたまま放置されていないかということのほかに、以下のような点にもご注目ください。
ごみ置き場
ごみ置き場はしっかりとチェックしておきたいポイントがいくつもあります。
ごみ捨ては毎日のことなので、建物から近いか、少々遠くても通勤・通学のついでに捨てられる位置にあるかどうかは確認しておきましょう。
また、ごみ置き場は住民のマナーや、管理の適切さが現れる場所です。
収集日以外にごみが捨てられていないか、ごみ置き場周辺にごみが散らかっていないかをチェックしましょう。
また、セキュリティが心配な方は、ごみ置場に不審者が近づきにくいかどうかも合わせて見ておくと良いですね。
掲示板
掲示板があれば、住民の様子を推測することができます。
「夜は大きな音をたてないように」「廊下に物を置かないように」など注意喚起の貼り紙があるなら、そのようなクレームがあったということなので、確認してみると良いでしょう。
駐輪場・駐車場
自転車をお持ちの場合は駐輪場を使うことになるので、どこに置けるかを確認しましょう。
空きがあるか、別料金を取られるか、屋根がついているか、などが駐輪場の主なチェックポイントです。
また、車をお持ちの場合は駐車場が必要ですが、駐車場は賃貸物件とは別の契約となり、仲介手数料も別で発生するケースがあります。
後々のトラブルにならないように、どのような条件になっているのかご確認ください。
建物のセキュリティ
建物に全体のセキュリティをチェックしましょう。
管理室があるなら管理人がいる時間帯や、防犯カメラの設置位置を確認します。
オートロックがあったとしても、実際は門の外側から簡単に侵入できてしまったり、手を伸ばせばエントランスの鍵が開けられてしまったりするケースもあります。
ポストや宅配ボックス
集合住宅のポストでは自分以外が開けられないように鍵がついていると安心です。
なければ鍵を自分でつけられるかの確認をしてみても良いでしょう。
また、最近は非対面での荷物の受け取りの需要も高まっています。
宅配ポストが完備されていると良いのですが、ない場合は個人で簡易の宅配ボックスを置けるか、聞いてみるのも良いですね。
賃貸物件の内見チェックポイント③周辺環境
部屋や共有部だけでなく、実際に住むとなるとその周辺環境も大きなポイントです。
ぜひ建物の周辺をご自身で歩いてみて、以下のような点をチェックしてみてください。
買い物などの施設
どのくらい近くにどんなスーパーマーケットやコンビニがあるかはチェックしましょう。
帰りが遅い、または朝が早い方は、スーパーマーケットの営業時間も見ておくと実際の生活で使いやすいかどうかがよくわかります。
また、近くにどんな病院があるかも忘れてはいけません。
お子さんがいるなら、小児科に加えて公園や保育園・幼稚園に小学校など、どんな施設がそろっているかも確認しましょう。
交通の利便性
物件の「駅徒歩○分」とは、「道路距離80m=徒歩1分」として計算しているため、実際に歩いてみると印象が違うこともよくあります。
駅からの道が急な坂道だったり、待ち時間の長い信号が多かったりすると、書かれている以上の時間を感じるでしょう。
反対に、緑が多く散歩しても気持ちの良い道であれば、少し駅から遠くても気にならないかもしれません。
また、公共交通機関を使って通勤・通学されるなら、そのバスや電車の時刻表や、駅前の駐輪場の混み具合と料金なども確認しておくと良いでしょう。
周辺の治安
街の様子は実際に見て感じる雰囲気が大切です。
もし余裕があるなら、夜に物件周辺を歩いてみて、嫌な感じがしないか、夜でも人通りがあるかなどを確認すると良いでしょう。
昼間でも、街灯の数や街を歩く方の雰囲気を見るだけでも参考になりますよ。
インターネットでもその街の犯罪発生件数などを調べることもできますし、その街をよく知るコンビニ店員やタクシー運転手などに治安について聞くのも良いですね。
まとめ
賃貸物件を内見するときの、室内・共有部・周辺環境の3つの視点からチェックポイントをお伝えしました。
図面を見ているだけではわからない、実際の状況を内見で確認して、納得のいくお部屋選びをすることをおすすめします。
あなたにぴったりのお部屋探しの参考になれば幸いです。
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