一人暮らしや同棲を考えて、賃貸の契約を検討している方も多いでしょう。
しかし、マンションが良いかアパートが良いか、またメリットは何かなど、よく考えておかないと契約しても失敗してしまうかもしれません。
ここでは、賃貸でマンションに住むメリットなどを解説していきます。
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弊社へのお問い合わせはこちら賃貸でマンションとアパートに住む違い
構造
実はマンションとアパートに明確な定義や、法的な違いはありません。
ただし、業界では双方を区別をするための違いなどはあります。
たとえば、マンションであれば鉄骨や鉄筋コンクリートで造られているものしかありませんが、アパートは鉄骨にくわえて、木造の住宅もあります。
また、2階建てのみだとアパート、マンションと定義されているものは一般的に3階建て以上、という区別の仕方もされています。
階数と構造による区別
ただ、階数と構造だと、構造を優先して区別することもあるようです。
というのも、2階建てではありながら、構造が鉄筋コンクリート造なのでマンションとして扱われたり、3階建てではあるものの木造なのでアパートとして扱われたり、構造が優先されている例がいくつかあります。
ただ、これは所説ある区別の仕方なので、地域によっては異なる場合があります。
表記に注意する
マンションを希望して3階建ての物件の内見に行ったら、実際は木造のアパートレベルだった。
また、なかなか良いマンションがなくて検索していたら、2階建てで重量鉄骨造の物件を見つけたが、アパートと表記されていた、などの事例があります。
このように、アパートとマンションに明確な定義付けがされていないので、2階建てでも、鉄骨造になっているか、3階建て以上でも、木造になっていないかなど、注視しながら探していきましょう。
賃貸でマンションに住むメリット
セキュリティレベルが高い
最近のマンションはセキュリティの設備が豊富に備わっており、防犯意識の高い方にとってはメリットが大きくなります。
たとえば、マンションにはオートロックが備えつけられていたり、防犯カメラが設置されていたりするので、不審な人が来ても安心な設計になっています。
また、物件によっては玄関に管理室があり、管理人さんが常駐していることもあるので、さらに防犯性が高くなっている物件もあります。
宅配ボックスがある
マンションにはアパートと違い、宅配ボックスが設置されていることが多いです。
宅配ボックスがあれば、郵便や荷物が届いたとしても対面でやり取りをする必要がなく、届いた荷物を受け取るだけでよくなるのがメリットです。
また、郵便物の受け取りのために、その時間帯は家にいなくてはならないという縛りもなくなるので、自由度が高くなります。
置いていってもらうだけで良いので、再配達が起こる可能性もなくなり、いつでも荷物が受け取れる状態になるので宅配ボックスがあるマンションはおすすめです。
防音性が高い
一般的なマンションでは、木造建築がなく、鉄骨か鉄筋コンクリート造のみなので、防音性が高くなっています。
隣や上の住人の方の生活音を気にしたくないという方であれば、防音性の高いマンションはメリットになりうるでしょう。
また、構造だけでなく、防音性の高い壁や窓があるマンションを選ぶことによって、さらに高い防音性を得られます。
防音性が高ければ周りの音が気にならないだけでなく、ご自身も生活音がうるさくないか気にすることがなくなるので、ストレスフリーな生活が送れるようになります。
物件によって可否はありますが、楽器を演奏する方にとっては、防音性の高いマンションはとくにおすすめです。
立地
マンションは階数も多く、入居者を増やす目的が強いので、利便性の高い土地に建っていることが多いです。
たとえば駅前や商業施設の多い場所に建っていることがあるので、周辺環境の利便性を求めている方はマンションを選んだほうが良いでしょう。
コンビニが近くにあるマンションなどであれば、深夜などにちょっとした買い物をしたいというときに気軽に寄ることもできますし、駅が近ければ学校や職場、お出かけの際には便利になります。
眺めが良い
高層階に限った話になってしまいますが、マンションは眺めが良いのもメリットのひとつです。
高層階になれば風の通りもよくなるので、洗濯物の乾きもよくなり、部屋の換気もしやすくなります。
また、高層階であれば部屋を覗かれる心配もなくなるので、プライバシー面でも安心感を得られます。
高層階では眺め、風とおし、プライバシーの3つのメリットを得られるので、余裕がある方は高層階を検討してみてはいかがでしょうか。
賃貸でマンションに住むデメリット
駐車場料金が高い
マンションは立地が良いことが多いですが、そのため、マンション敷地内にある駐車場の料金が高い場合があります。
立地がよければマンションの家賃自体も高いですが、駐車場を契約することでさらに毎月の支払い額が高くなってしまうのがデメリットです。
駐車場の料金が少し高すぎると感じたときは、まわりに月極駐車場がないか探して、そことマンションの駐車場の契約料を比較してから選ぶことも視野に入れましょう。
管理費が高い
マンションは共有設備、たとえばエレベーターなどがあると、その分管理費が高くなる傾向があります。
確かに共有部分に便利な設備があるのは良いことですが、とくに必要ないと思う設備はお部屋探しの条件から除外することも大切です。
入居前に、家賃以外に支払うものがないかを確認し、いくらかを見てから入居を決めましょう。
災害時には逃げづらくなる
マンションの高層階は確かにメリットが多いですが、デメリットもあります。
そのひとつが、災害時の対応です。
高い階になればなるほど逃げ遅れる可能性が高くなりますし、地震があった場合には、高い階のほうが揺れが大きく、長くなってしまいます。
地震が収まったら避難をすることになるかと思いますが、エレベーターは停まる可能性がありますし、乗れたとしても1階までにたどり着くのに時間がかかってしまいます。
しかし、階段も時間がかかりすぎるので、災害時の対応をしっかりと考えたうえで高層階に住んだほうが良いでしょう。
ペットによるトラブルが起きる可能性がある
マンションによっては、ペットを飼うことが認められている物件があります。
そのため防音性が高かったとしても、ペットの鳴き声が聞こえてきたり、騒音被害を受ける可能性があります。
自身がペットを飼う予定があるのであれば、とくに気にならないかもしれませんが、ペットの声が気になってしまうということであれば、ペット不可の物件を選ぶようにしましょう。
まとめ
賃貸でマンションに住むことによって、多くのメリットを得られる一方、デメリットもいくつか存在します。
デメリットを把握し、対策をするうえで、メリットに魅力を感じたのであれば、後悔することなくマンションでの生活を楽しむことができるでしょう。
まずはどのようなマンションにするか、ある程度条件を決めて、検討してみましょう。
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