賃貸物件を探す際、何を重視しますか?
家賃、間取り、立地など人によってさまざまです。
今回は、大通り沿いにある賃貸物件に住む、メリット・デメリットを解説したいと思います。
また、大通り沿いの物件を内見する際にチェックしておきたいポイントや、対策についてもご紹介していきます。
これからお引っ越しをお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
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弊社へのお問い合わせはこちら大通り沿いの物件に住むメリット・デメリットとは?
大通り沿いの物件に住むメリット
防犯面で安心
大通り沿いの賃貸物件は、人通りも多いため防犯面で安心です。
とくに女性は、玄関が通りから見えない位置にあると防犯面で不安でしょう。
その点、大通り沿いに面した賃貸物件は、街灯や車のライトなどで明るいので安心です。
タクシーを捕まえやすい
今は、タクシーを手配するアプリなどがありますので、比較的どこにいてもタクシーを呼ぶことが可能ですが、大通り沿いの賃貸物件ですと、わざわざタクシーを手配しなくても通りを走っているタクシーを捕まえやすいのがメリットです。
家賃相場が安い
大通り沿いに建っている賃貸物件は、奥まった場所に建っている物件よりも家賃相場が安い傾向があります。
デメリット部分でもお伝えしますが、大通り沿いの立地はどうしても騒音が発生しますので、その理由からでしょう。
交通の便が良い
大通りには、バスが走っていることが多く、必然的にバス停が近いというのがメリットです。
また、地下鉄の駅も大通りに面していることが多いでしょう。
車をお持ちの方であれば、幹線道路へすぐに出ることができるので便利です。
お店がたくさんある
コンビニや飲食店などが、通り沿いにあるので便利です。
スーパーマーケットやドラッグストアなども大通り沿いにありますので、買い物に便利なのがメリットとなります。
大通り沿いの物件に住むデメリット
騒音がうるさい
大通り沿いは車通りが多いので、騒音が気になるという方も少なくはありません。
また、立地によっては救急車などの緊急車両や、宣伝車なども走っていますので、夜寝付けないといった不安があるのがデメリットです。
夜中にもかかわらず、クラクションや車・バイクの音で目覚めるということもあるでしょう。
洗濯物を外に干せない
大通りは車通りが多いので、外に洗濯物を干すと排気ガスで汚れてしまう恐れがあります。
とくに、下のほうの階は注意が必要です。
また、人通りも多いので、女性は下着を干しにくいといったデメリットもあります。
窓を開けづらい
洗濯物を外に干せないという下りに付随しますが、窓を開けると排気ガスが部屋の中に入ってきて、部屋が汚れてしまうというデメリットがあります。
建物が揺れる
大型車両が通る国道沿いなどのマンションは、車両が通るたび建物が揺れます。
トラックなどは夜中でも通りますので、睡眠の邪魔になるおそれがあるのはデメリットといえるでしょう。
大通り沿いの賃貸物件における内見のチェックポイントとは?
大通り沿いの賃貸物件は、騒音問題などもありますが、利便性を重視したいという方にはおすすめです。
ここからは、大通り沿いの賃貸物件に住む際の、内見時にチェックしたいポイントについてご紹介していきます。
窓を開けてみる
内見時は窓が閉まっていることが多く、住んでみてから騒音に気づいたという方も少なくはありません。
大通り沿いの賃貸物件に住む際は、必ず内見時に窓を開けて騒音のチェックをしましょう。
大通り沿いだからといって、交通量の多い道路ばかりとは限りませんし、騒音に関する感覚は人それぞれです。
内見時にチェックして、自分で実感してみるのをおすすめします。
違う時間帯で内見してみる
大通りは、時間帯によって交通量が異なります。
たとえば、昼間に内見したとして交通量が少なく騒音が気にならなかった場合でも、実際に住んでみると夜中の騒音がすごいということは少なくはありません。
大通り沿いの賃貸物件を内見する際は、必ず違う時間帯でチェックしてみましょう。
床に座ってみる
大通り沿いの賃貸物件は大型車両が通るたび、振動が伝わって建物が揺れる傾向があります。
しかし、交通量や建物によって揺れ具合が異なりますので、内見時に実際に体感してみるしかチェック方法はありません。
揺れ具合を感じるためには、部屋の真ん中に座ってみてください。
大型車両が通った際に、どのぐらい揺れるのかチェックしてみましょう。
また、床に座るほかに、ペットボトルを床に置いてみて中の飲み物の揺れ具合で判断するという方法もおすすめです。
室内に洗濯物が干せるのかチェックする
大通り沿いの賃貸物件は排気ガスの影響があり、外に洗濯物を干せない可能性が高いです。
お風呂場に浴室乾燥機がついていたり、脱衣所に洗濯物を干すスペースがあったりと、工夫を凝らしている物件も多いのでチェックしてみましょう。
大通り沿いの賃貸物件に住む際の対策とは?
大通り沿いの賃貸物件に住む際、どんな対策をすれば快適に暮らせるのでしょうか。
ここからは、騒音と排気ガスの対策についてご紹介していきます。
防音カーテンにする
大通り沿いの騒音がうるさい原因は、窓にあります。
大通り沿いの分譲住宅では、防音効果の高いペアガラスを採用している物件も多いですが、賃貸で防音対策をしている物件は少ないでしょう。
そのため、1枚ガラスですと騒音の影響を受けやすくなってしまいします。
窓ガラスを交換できれば良いですが、賃貸物件は退去時に原状回復をして引き渡す必要があります。
あまり大掛かりなことをせず、防音対策をするには、防音カーテンが効果的です。
防音カーテンは、一般のカーテンより厚手の生地で作られていますので、遮音効果が期待できます。
カーテンを変えるだけなので、工事などが必要なく気軽に騒音対策ができて便利です。
ただ、100%遮音されるわけではなく、騒音がひどい場合にはカーテンだけじゃ対応できない場合もあります。
あくまで、騒音を軽減してくれるアイテムということで理解しておきましょう。
防音テープを貼る
防音カーテンでは効果が薄いという場合は、窓ガラスに対策が必要です。
まずは、防音テープで窓のすきまをふさいでみましょう。
防音テープはクッション性があるため、騒音を吸収してくれる効果があります。
とくに、逐年数の古いマンションは気密性が低いので、防音テープによる効果が高いでしょう。
防音シートを貼る
防音カーテンや防音シートでは効果が薄いという場合は、窓ガラス自体に防音シートを貼るという方法もあります。
防音ガラスに変えることができればもっと効果は高いのですが、賃貸物件ですとガラスの交換は難しいでしょう。
透明な防音シートであれば、窓の景色を損なうことはありません。
下のほうの階で外の視線が気になる場合は、完全な透明シートではないほうがむしろ良いかもしれません。
換気口をふさぐ
騒音は窓からだけではなく、換気口を伝わって部屋に入ってきます。
また、換気口が開いた状態だと、排気ガスも部屋に入ってきますので注意が必要です。
騒音が気になる場合は、換気口を閉めることをおすすめしますが、換気口本来の機能を失うというデメリットもあります。
換気口を閉めると換気が悪くなり、カビが発生してしまう恐れがあります。
換気口を閉めて湿気が発生する場合は、除湿機を置くなどの工夫が必要です。
乾燥機付き洗濯機にする
排気ガスが気になって外に洗濯物が干せないという場合は、乾燥機付きの洗濯機がおすすめです。
浴室や脱衣所に、乾燥機能のついた物干しスペースがあれば良いですが、ない場合は湿気がたまりカビの原因になりますので、乾燥機付きの洗濯機に変えると良いでしょう。
まとめ
今回は、大通り沿いの賃貸物件に住む際の、メリットやデメリットを解説しました。
また、内見時のチェックポイントや、騒音や車の排気ガス対策についてもご紹介しましたが、いかがでしたか。
大通り沿いの賃貸物件は、しっかりと対策をおこなえば、家賃相場も安く利便性も良いというメリットがあります。
大通り沿いの賃貸物件に住む際は、しっかりと騒音や車の排気ガスについて対策しましょう。
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