賃貸物件を探しているときに気になる物件が見つかったら、内見に行って自分の目で判断したい方も多くいらっしゃるかと思います。
そこでせっかく現場に行って確認するからには、内見をするのに最適な曜日や時間帯をチェックしておきたいところです。
今回は賃貸物件の内見におすすめの日時や内見までにやっておきたいことを、その理由を含めて解説していきます。
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内見に最適な時間帯は、基本的に自分が家に一番長くいるときだと言われているので、そこを狙うのがおすすめです。
なぜなら、日当たり、風通し、リアルな隣人の生活音や外の騒音などを肌で実感できるので、快適に過ごすことが可能かどうかを判断しやすいからです。
そこでここからはどのような人がいつごろ内見をすれば良いのかをご紹介します。
午前中(~12時)
日当たりの良さを重視している方は、朝日が昇って部屋が一番明るくなる午前中に内見をすることをおすすめします。
日当たりが良くない家では、カビが生えやすかったり、部屋の湿度が常に高くなったりしてしまうので、日当たりの良さは賃貸物件を借りる時には重要なポイントです。
朝は住人が通勤や通学のために家にいないことが多く、生活音や防音性を確認することは難しいですが、通勤時間帯の交通量や混雑具合を確認できます。
お子さんがいるご家庭は、幼稚園や保育園、学校が近くにあるのか、通学の風景はどのようかなどの周囲の雰囲気を掴むことができます。
日当たりを確認すると同時に、周りに日光を遮る高い建物がないかも確認すると良いでしょう。
またこの時間帯は、東向きの部屋を内見するのがおすすめです。
昼(13~17時)
昼の時間帯は、住人が外に出ていることが多いので、賃貸物件の共有スペースをゆっくり見ることができます。
駐輪場の様子やゴミ捨て場に収集日以外にゴミが残っていないか、共用のポストにチラシが溜まっている部屋はないか、などの住人の様子をゆっくりうかがうには最適の時間です。
南向きの部屋は、午前中の早めの時間だと当たりについて十分に確認できないことが多いので、お昼の時間に内見するのがおすすめです。
西向きの部屋は、15時以降の時間帯に西日が射し込むので、それ以降に行くのが良いでしょう。
また15時以降は学生の帰宅時間に重なるため、騒音のチェックや賃貸物件の場所が通学路になっているかどうかの確認が可能です。
お子さんがいるご家庭は、家の周囲の人通りを見られるので、防犯面の確認をすることもできるでしょう。
夜(17時以降)
この時間帯の内見では、学生や社会人が帰宅しているので、生活音や防音性をもっとも確認しやすいでしょう。
大通り沿いの賃貸物件だと交通量がピークになるので、騒音チェックを確認するのにもってこいです。
また駅から賃貸物件までの夜の人通りを確認して、治安が良いかどうかの安全面もチェックすることをおすすめします。
通勤途中や近くのお店が何時まで開店しているかも確認すると良いでしょう。
あまり遅い時間になると、不動産会社の営業時間外になってしまう可能性もあるので、内見の際は時間についてご相談ください。
物件によっては照明器具が備え付きではなく、電灯を付けることができない可能性もあるので、そちらも併せてご確認ください。
賃貸物件の内見におすすめの曜日
せっかく内見に行くからには自分が望む情報を確実に確認したい方や、忙しくて時間を取ることが難しいけれど、できるだけ情報が手に入る日に見に行きたい方がいらっしゃるかもしれません。
そこでここからは、どの曜日に内見に行けば情報が手に入りやすいのか、内見に時間がかからずに済むのかをご紹介します。
平日
平日に仕事がある方は難しいかもしれませんが、内見に行くなら休日よりも平日をおすすめします。
なぜなら不動産会社に来店する人が少ないため、予約がとりやすく、部屋を見て回る時間をカットされてしまう可能性も低くなるからです。
そこでここからは平日のなかでいつがおすすめなのか、その理由もご紹介します。
もっとも内見に適しているのは、金曜日と言われています。
週末でお客様が少ないため、ゆっくりと部屋を見て回れるうえに待ち時間が少ないのがこの日です。
月曜日は、土日の物件の変動がわかり、特に午前中は新しい情報が入ってくることがあるのでおすすめです。
また水曜日や火曜日は、「火」が火事を連想させることや、「水」のように契約が流れる、水害を連想させるなどの理由から、休みの不動産会社が多いので注意が必要です。
休日
なるべく避けたいところではありますが、やはり平日は忙しくて仕事を休むのが難しい、という方が多く内見にいらっしゃるのが土日です。
やはり混雑しているので、最低でも半日、可能ならば丸一日時間を確保しておくことをおすすめします。
1軒当たりの内見の時間も、平日よりは確保できない可能性が高いので、見ておきたい項目を事前に準備していきましょう。
部屋の間取り図や筆記用具、メジャーやメモ帳、カメラなどを事前に用意しておき、家具を置く場所の採寸ができると良いかもしれません。
しかし平日にせよ休日にせよゆっくりと内見をしたい方もいらっしゃると思いますので、事前に都合の良い日をお申し付けください。
賃貸物件の内見にかかる所要時間とおすすめの準備品
内見では実際に賃貸物件を見て、外観や共用部、部屋の間取りや設備、実際の規模などを確認します。
インターネットなどの写真で様子を探ることもできますが、やはり実物を見て決めたほうが理想に近い物件を見つけられるでしょう。
ここからは内見の時間はどのくらいかかるのか、またどのような準備をすれば良いのかをお伝えします。
所要時間
平日になんとか時間をみつけて内見に行きたい方や、じっくり部屋を見たいという方で、何分くらい見学をできるか気になる方もいらっしゃると思います。
そこで実際に1軒当たりにかかる時間は、移動時間を除いて短いところで5分、長いところで30分程度です。
気になる物件であれば、家具や家電設置スペースをメジャーで測って、実際に住む前に情報を得ることがあります。
内見には集中力が必要なうえに、何軒も回っていると印象が混ざってしまう可能性があるので、1日3軒程度が一般的です。
住みたい地域や条件を事前に精査しておき、1軒だけを見て心を決める方や、何日かに分けて10軒以上見てから部屋を借りる方もいます。
こだわりが強い方は満足のいくまで見て回り、お気に入りの物件をみつけることをおすすめします。
内見の準備
時間は有限なので、効率良く必要な情報の確認をしましょう。
不動産屋が内見に同行する場合でも、自分で事前に準備をすることが重要になってくるので、やっておいたほうが良いことをご紹介します。
まずは内見に行くときにおすすめの七つの道具です。部屋の図面、メモ、復帰用具、デジタルカメラ、メジャー、方位磁針、水平器があると良いでしょう。
これらはスマホ一つで事足りることがあるので、道具の機能を搭載したアプリなどをインスト―ルしておくと良いかもしれません。
内見時のチェックポイントは、メジャーで部屋に入れたいと思っている家具家電のサイズを測ることと、デジタルカメラで部屋の様子を撮影しておくことで、部屋選びの資料とすることです。
さらにインターネットの写真に載っていない臭いや、押し入れや窓の下の壁、水回りにカビがないか、排水溝は老朽化していないかなどを実際に確認できると良いでしょう。
まとめ
今回は賃貸物件の内見をする際におすすめの時間帯、曜日、さらに内見の所要時間、準備などをご紹介しました。
やはり理想と現実をすり合わせるためには、なるべく確かな情報をご自分の目で見て集めるのが良いかと思います。
お気に入りの物件をみつけて快適な生活を送るためにも、ぜひこの情報をご活用ください。
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